スタッフブログ

Blog

ミステリー観劇

三原台の受付です。
日曜日に高倉台のスタッフと演劇を観に行きました。
本好き同士の二人…観たものは、
横溝正史 「キャバレー月世界殺人事件」
原作の方は、「暗闇の中の猫」というタイトルで、今は絶版になってるとかで読めないそうです。
昭和11年に建てられたレトロな建物が、その舞台の会場でした。
ホールではなく、普通の部屋に椅子を置いて座るので、手を伸ばしたら届きそうな位置で
役者さんが演じておられました。
ビルヂング
-------------------------—-
昭和21年11月に起きた、銀行強盗事件。2人組の犯人は、現場近くのキャバレーへ逃げ込んだが、踏み込んだ警官が見たのは、ピストルで撃たれて倒れている犯人の姿。そして強奪された金は、どこにも見つからなかった。
犯人のうち1人は死亡、1人は一命を取りとめたものの、事件以前の記憶を失くしていた。しかし何かしらの印象が残っているらしく、彼は時々こんな言葉を口走るのだった。
「暗闇の中に何かいる。 …猫だ! 猫だ!」
(Wikipediaより)

-------------------------—-
シーンにより、観客が二手に分かれて部屋を移動して、それぞれの場所で違うストーリーが展開されました。
私達は丁度くじで違う部屋に分かれることが出来たので、後で内容を聞いたりできました。
演劇の途中の休憩時間に、渡された解答用紙に犯人とその理由を書いて提出してから、
続きの解答編が上演されます。
残念ながら、見事に二人とも犯人が外れていました…。
演劇終了後は、ゲストのミステリー作家の先生(実は大ファンだったりします)と
神戸探偵小説愛好會の方との対談がありました。
横溝正史先生やミステリーについて熱く語っておられました。
とても面白かったです。
またこんな舞台があれば、ぜひ観に行ってみたいです。
フライヤー