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京阪中之島線とコンサート

高倉台のSです。
先週の日曜日に大阪国際会議場(グランキューブ大阪)メインホールへ星空のディスタンスや、メリーアンで有名なTHEALFEEのコンサートを観に行きました。
毎年春、秋と全国ツアーが開催されていて、昨年の春まで使われていた大阪フェスティバルホールが改装(建て替え)のために五年間閉鎖されるということで今回はこちらの会場になったそうです。
毎年参加しているのですがグランキューブ大阪は初めての参加でした。(観に行くというより参加するの方がしっくり来る雰囲気なのです)初めての会場というのはドキドキしますね。席番だけではどんな距離感なのか全く見当もつかず、当日そこに立つまでわくわくします。
最近開通した京阪中之島線の真新しい駅まで地下鉄に乗って、大江橋駅から中之島駅までを中之島線に乗り継ぎます。わりと地下にもぐった感じのある駅ですが、明るくて、木の優しい色合いが印象的でした。
中之島駅に着くと出口を出てすぐ隣にグランキューブ大阪が隣接していました。方向音痴ですぐにあさっての方向に歩いてしまう私でも間違えずに辿り着ける近さでした。ガラス張りの美しい建物です。この中で五ヶ月ぶりのあの方達が待っています。暑い日でしたがそれ以上に火照った心と体は既にビートを刻みながら待ち合わせの相手(和歌山から来るファン仲間)を探します。
メインホールは五階です。途中のエスカレーターからは出演者控え室が見え、思わず皆覗き込んでます。大丈夫。誰も落ちませんでした。(笑)
いよいよ会場に入ります。入り口には今回のツアーポスターが飾ってあります。思わず激写。
090510_2118~03
会場に入ると印刷されたぺらぺらのチケットの半券と交換に『メモリアルチケット』と呼ばれるツアーポスターと同じデザインで裏面に会場名や日付が印刷された立派なチケットをもらえます。
これはアルフィーならではらしいです。ソレを知るまでは他のアーティストもやってると思っていました。
すごく記念になるのでずっと集めています。
memorial ticket
グッズも買いました。今回はパンフレットと定番のピックセットです。ギターを弾けないのにピックばかり溜まっていきます。毎回デザインが違うのでつい買ってしまう悲しさ(笑)
panflet.jpg
今回はCブロックの真ん中。もっと後ろかと思っていたら思っていたよりは前の席で、しっかり真ん中で見ることが出来ました。
ジャンルは・・・ロックでもあり、フォークでもあり、だけどハンドマイクでステージを走り回る曲もあります。アンコールではコントもあります。
どんなに激しい曲でも3声のハーモニーを忘れない。そして、会場はもう一体になってしまいます。
子供も大人も、幅広い年齢層の方々が同じ曲に感動し、勇気付けられ、楽しんでいます。
今年はデビュー35周年ということもあって、普段あまりやらない曲や、久々に聴く曲もたくさんありました。特に自分が初めて参加したツアー以来の曲が出た時は歓声を上げました。
コントは三人が出逢った時のネタで学ラン姿で登場しました。
「そうそう!こんなんだったよ。髪長くってさ、ロンドンブーツ履いてたよな。眉毛はなかった。」
とか言われてました。
毎回お腹を抱えて笑ってしまうんですが、今回も例にもれず笑ってしまいました。
初参加の人もベテランさんも、皆が楽しめる構成で時間もあっという間に過ぎてしまいました。
熱い熱い3時間、最後の曲になりました。
新曲でした。
『桜の実の熟する時』
彼らの通っていた明治学院の卒業生である島崎藤村先生の同名小説からイメージしたという曲紹介の中、ピアノの美しいイントロで始まるこの曲は切なくて、でも優しくて、ステージから散るたくさんの花びらを目で追いながら涙が零れました。
まだまだ春のツアーは続いていきます。私は地元で開催される時しか参加できないのですが、彼らはこれからも優しい歌声を、勇気を運んでいってくれます。
また逢いに来ます。感動を、元気をありがとうございました。
そう思いながら会場前に停まったツアートラック(機材車)の記念写真を撮って帰りました。
ツアトラ