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大切な一期一会

こんにちは★高倉台のSです。
一年ほど前の記事でも少し紹介させていただきましたが、私が毎年恒例で参加しているTHEALFEEの春ツアーに今年も行ってまいりました。
今年は初めて全国ツアー28公演中2回参加することが出来ました。毎年、多い人では2桁参加される方もいらっしゃるようですが、私は大抵一回で、今回は京都公演を駄目もとでエントリーしたところ幸運にもチケットを手に入れることが出来たので、初の2回参加となりました。
2010ツアトラ後ろ
2010ツアトラ横
毎回ツアーごとに張り替えられるトラック(機材車)のデザイン。
見に来た人たちが記念写真を撮れるように一般客の出入り口付近に停めてあります。このトラック6台くらいに楽器や機材、音響機器のすべてを積み込み、全国各地での公演に赴きます。
4月から始まったこのツアーも、記事を書いている時点であと残すところ2公演。
京都は4月17日に、大阪は6月20日に参加してきました。
グランキューブ大阪メインホールは、京阪中之島線の中之島駅から徒歩数秒ですが、今回はご一緒したかたの都合で福島駅から10分ほど歩きました。
今回は3年半ぶりのNEWアルバムをメインにした内容でしたが、もう50代半ばを迎えられたとは信じがたいほどにパワフルなステージです。縦長で二階建てになった会場の奥まで熱気が届きます。
「THEALFEEのコンサートは座席に【良い、悪い】がない。」
とファンの方は言われます。ご本人達も言われます。それは、どの席に座っても、その席でしか見られないステージがあるからだそうです。私自身も、前から2列目だったり後ろから5列目だったり、色々な座席で参加していますが、毎回新たな発見があります。
そして、今回のMC(曲の間にあるトーク)では、リーダーの高見沢さんがこんな風に言われました。
「新しいアルバムを引っさげてのツアーだから、なんだか終わるのが寂しい気がするんだけど、もう、残すところあと3本になっちゃって、ああ、終わりだなぁ。って。でも、今日が終わるってことは明日が来るってことで、今日のライブが終わるってことは明日また別のライブが出来るってことなんだなぁ。今日やった曲と同じ曲をやっても、それは全く同じではないし、すべてが新しい。それはそれで楽しみだね。」
最初はツアー中って殆ど同じ曲を演奏するのに何故何回も行くのだろうと不思議に思っていましたが、今年初めて同じツアーで二回参加してみてその意味がわかりました。
同じではないんです。勿論、コンサートはひとつひとつが一回きりで、同じものはないですが、それだけでなく、
「LIVE(ライブ)=LIVE(生きている)」のだなと思います。今日の【今】感じている思いは、どれだけ思い出して、ブログや日記に書いても、写真を残しても、全く同じ感動はそこにないのです。
だから、何度でもこうして足を運びたくなるのです。
それは、私にとって大切な一期一会です。
きっと、そこに集まるたくさんの人が感じているのではないかなと勝手に思ったりもしています。
お腹の底まで響くようなドラムの音も、耳に心地良いピアノやシンセサイザーの音も、心にゆっくり染み渡るギターの音も、共鳴するように一つになるコーラスも、それに応えるオーディエンスの声援や拍手も、目を閉じても入り込んでくる華やかなライティングも、すべてがその数時間だけのもの。
そこを出て、電車に乗ればすぐに日常は返ってきます。大切な日常の中の大切な一期一会。一人で参加する時は初めて逢った隣の方とお話しすることもよくあります。それも楽しみであります。
また次のツアーでも、そんなたくさんの一期一会があればなと思います。
パンフと金テープ
思い出のかけら達。
メモチケ
メモリアルチケット(入り口で配られます)
秋ツアー予定
帰りに見つけた次回のツアー日程